リハビリテーション科とは

リハビリテーション科

当クリニックのリハビリテーションは、医師の指示を受けた専門のスタッフが理学療法(運動療法、物理療法)を患者様の身体の状態を丁寧に確認し、症状を改善の為の関節可動域訓練・ストレッチ等を手技で行っていきます。
理学療法を行った患者様には無料でマッサージ治療を行っております。
(なお、自費診療にて1000円/20分のマッサージ治療も行っております。)

リハビリテーションが必要とされる方

  • 首や肩が痛い
  • 腕が上がらない
  • 手足がしびれる
  • 腰が痛い
  • 歩くと膝が痛む
  • けがで体がよく動かない
  • 体を動かすと痛みがはしる
  • 手術後のリハビリテーション など

理学療法とは

日常生活で必要とされる動作の回復や維持などを目的としたリハビリテーションを理学療法と言います。なお理学療法は大きく運動療法と物理療法に分けられます。それぞれの特徴を以下で説明します。

運動療法とは

主に運動をしていくことで、体の機能障害の改善や維持、疾患の治療をしていくのが運動療法です。運動器(骨、筋肉、関節、神経 など)というのは、痛みがあるからと体を動かさずに安静したままにすると、筋委縮、関節拘縮、骨萎縮など廃用症候群を招くこともあります。

このような状態にならないために行う、有効なリハビリテーションが運動療法です。その内容は、関節可動域訓練、筋力増強訓練、持久力訓練、運動協調性訓練、歩行訓練等、多岐に渡りますが、各々患者様にとって有用とされるメニューを理学療法士が組み合わせて行っていきます。

動作がしにくい身体を再び動かしやすくするためのトレーニングを続けるというのは簡単なことではありませんが、日常生活の過ごし方を少しでも快適にするために継続的に理学療法士のサポートを受けながら改善に向けた取り組みを根気よく続けていきます。整形外科領域に関するリハビリテーション(運動器リハビリテーション)には、そのほかにも作業療法や装具療法がありますが、最もよく取り入れられているのが運動療法です。

物理療法とは

骨、筋肉、関節、神経などの運動器に熱、光、電気といった物理的エネルギーを加え、その生体反応を活かしていくことで、運動機能などの改善を図っていくのが物理療法となります。

当クリニックでは、患部にホットパックを当てて血流の改善をしていく温熱療法、様々な周波数の電流を患部に当てていくことで刺激を与え、神経や筋をほぐしていき、症状を改善させていく電気療法を中心に行っていきますが、そのほかにも引く力を利用して関節変形や拘縮を改善させる牽引療法のほか、筋力の維持や向上を目的にマッサージなどをしていくことも物理療法のひとつです。

ホットパック(温熱療法)

温熱療法は昔から腰痛・肩コリ治療などに様々な疼痛緩和に用いられてきました、ホットパックは温熱療法の1つで熱線やゲル物質の入った医療機器の総称です。
痛みが出ている腰や肩の患部を温めることにより血行を改善させることで筋肉の緊張をほぐします。

低周波治療器

低い周波数による刺激は、即効性はあまりありませんが慢性の痛みやしびれに有効とされています。神経の働きを整え末梢神経麻痺症状の緩和血行の改善、筋肉の緊張をほぐす効果があります。